庭にスロープを作ったリフォーム費用と体験談

高齢の母がヨタヨタはしていたものの、まだ歩けていた頃は良かったのです。
そのうち、家から出られなくなってきて、トイレと食堂への移動以外座っているか、寝ているかの状態になり、とうとう廊下で転んでしまいました。
大音量で「ドッスーン」と尻もちをついてしまったのです。

その後、時間の経過とともに痛みが増し、脂汗を流し、「痛い、痛い。息をしても痛いよ」と訴えるようになってきました。

動くことができないので、東京から兄に来てもらい、負ぶって車に乗せ病院へ受診させました。
腰椎圧迫骨折と診断され、安静治療が必要とのこと。

しかし病院は満床でこの程度では入院させられない、と冷たい通告。
あれやこれや手を尽くしていただき、やっと他の病院に入れることになりました。

しかしそこでも色々な事が起こり、とうとう歩くことのできない体になってしまいました。
家へ戻るには車いすが必要です。

そこで庭のリフォームに取り掛からねばならなくなりました。
職人さんを呼び、ケアマネさんとも相談し、庭リフォームでスロープを作りました。

もともと門から家の敷地には高低があり、階段が3段ついていました。
そこを壊し、車椅子用のスロープ作りをするのです。

大がかりなもので、数人の職人さんが来て、数日かかり、費用も相当なものでした。
階段を壊し、広範囲に庭の土を大きく掘ると、水道の鉛管が何本も出てきました。

参考:庭のリフォーム費用の相場やガーデニングの目安はどのくらい?

それから庭の植物の根を切ったり、球根の移動をしたりして、それもまた職人さんのリフォーム費用の中に入っていました。

セメントを流して水はけをよくする筋をつけたり、乾かす間はそこを通ることができないので少々不便でした。

狭い庭ゆえにスロープも急で、車椅子を押すにも相当な力が必要ですが、それでも無事に完成し、母を迎えることができほっとしました。