NBAのキング、キャバリアーズのレブロン・ジェームズ。

2003年のドラフト全体1位で、クリーブランド・キャバリアーズ(キャブズ)から指名されNBA入りしたレブロン・ジェームズは、今シーズンで14シーズン目を迎えました。
今やNBA史上でも指折りのスーパースターになりました。
ルーキーシーズンを思い出すと、アウトサイドのシュートはフォームがギクシャクしていて精度が良くなかったですし、ドリブルも不安定で見ていて危なっかしかった印象があります。

しかし3年連続で20以上だったチームの借金、特に前年は48だった借金を、レブロンが加入して12にまで減らしたのはさすがでした。
ドラフト全体1位でも実際プレーすると結果を出せないケースも少なくないので、レブロンは「本物」だと感じました。
早くもレブロンの2シーズン目でチームはシーズン勝ち越し、3シーズン目にはプレーオフに進出し、カンファレンス・セミファイナルまで進みました。

そして4シーズン目、ついにNBAファイナルに進出します。
残念ながらサンアントニオ・スパーズに敗れてしまいましたが、これほど早いステップアップに、キャブズがNBAチャンピオンになるのはそう遠い話ではないと思われました。

しかしこの後3シーズン、NBAファイナルに進むことができませんでした。
それまでの順調さ故の停滞だったのかもしれません。

そして2010年マイアミ・ヒートへの移籍です。
レブロンの目論見どおりマイアミで優勝を経験し、2014年再びキャブズに戻ってきました。
戻ったそのシーズン、キャブズはNBAファイナルに進出し、ここでもレブロンの存在の大きさを感じました。

そして昨シーズンのNBA史上初ファイナル1勝3敗からの逆転優勝です。
今考えると、もしレブロンが2010年マイアミに移籍しなければ、その後それなりの順位にはなってたでしょう。

従って現在レブロン、ケビン・ラブとともにビッグ3の一角を担っているカイリー・アービングについて、彼を全体1位で指名した指名権はなかったと思います。
何がどう作用してどう影響するか、本当にわからないものです。

大きな波紋を呼んだレブロンの移籍も、昨シーズンの優勝、今現在の優位なチーム状況を作るための不可欠な要素であったのかもしれません。

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