高安関の口上は同部屋の稀勢の里関とよく似てシンプルだった。

大相撲夏場所が終わり11勝をあげ、直近の3場所33勝という条件をクリアし大関に昇進した高安関。
2015年の照ノ富士関が昇進して以来2年ぶりの大関誕生となり、日本人力士では2014年の豪栄道関以来3年ぶりとなります。

31日に大関伝達式が行われ、高安関の口上が注目されましたが「正々堂々精進いたします」というシンプルな口上でした。
1月に横綱に昇進した兄弟子の稀勢の里関も「横綱の名に恥じぬよう」というとてもシンプルなものでした。
稀勢の里関はちょっと噛んでしまいましたが、高安関は無事口上を伝え終えました。

同じ部屋で同じ親方に指導を受けていた2人。
性格や考え方もよく似ているのかもしれません。

2人とも立ち合いで変化をしたりせず、正面から相手にぶつかるという姿勢を貫いているように思います。
正々堂々戦うという言葉がぴったりです。

高安関が昇進したことを「こんないうれしいことはない」と言っていました。
自分のことのように喜んでいた姿が印象的でした。

いつも場所中にインタビューを受けている時は堂々としてクールな高安関も稀勢の里関の前では後輩らしく小さくなっていたように感じます。
それにしても、2人が笑顔で写真に納まる姿がとても微笑ましかったです。

横綱、稀勢の里を長年応援していて思ったこと。

私は稀勢の里を長年応援している相撲ファンです。
朝青龍全盛期の時代から横綱キラーとして活躍していた稀勢の里ですが、大関昇進までは出世も早かったのですが、横綱になるまでの期間がとても長かったのです。
横綱白鵬より早く横綱になるのではと当時言われていたのですが、白鵬に遅れをとってしまいました。

大関時代から横綱の力はあるのですが、相撲が不器用で腰が少し高いせいで、取りこぼしの相撲が多くて何度も優勝を逃しました。
日馬富士や鶴竜が横綱に昇進していくなか稀勢の里自信が1番くやしい思いをしていたんだろうと思います。
相撲ファンの思いは早く日本人横綱の誕生を待ち望んでいました。

大関のなかで横綱に1番近い力士が稀勢の里でした。
優勝まであと少しの場面が何度もあったのですが、白鵬の壁があり、年間最多勝でありながら優勝がない不運な大関でもありました。

しかし今年の初場所ついに念願の初優勝を成し遂げて日本人力士で久しぶりの横綱が誕生しました。
先代の師匠隆の里も30歳を過ぎてからの横綱昇進をはたしており、おしん横綱といわれていました。

稀勢の里の活躍は先場所も日馬富士戦で大ケガをしながらも奇跡の逆転優勝を成し遂げて相撲ファンに大きな感動を与えてくれました。
これからの稀勢の里の活躍を願っています。

早くも貫禄が出ている稀勢の里関!新横綱は昔の武士のようでした。

大相撲春場所、千秋楽に奇跡の展開が待っていました。13日目に左肩を負傷し、14日目には何もできずに負けてしまった稀勢の里関。
しかし、相撲の神様が舞い降りたかのような逆転優勝劇を見せてくれました。
誰もが諦めていたと思います。
休場した方がいいのではと思っていましたし、せっかく横綱の昇進したばかりなので、無理はしないでほしかったからです。

苦労の末に掴んだ横綱の地位なのに、ケガをした時に「どうして神様は試練を与えるのだろう?」と思いました。
このままケガが致命的となって短命の横綱になってしまうのではという考えがよぎりました。

けれど、千秋楽の稀勢の里関は、好調の照ノ富士関に2度も続けて勝ちました。
土俵では勝っても負けても表情を変えなかった横綱が、優勝した時は号泣。
この姿には本当に感動しました。

ケガの状態を聞かれても「放って置けば治る」と言って決して弱さを見せない、言い訳もしない横綱は武士のようでした。
口数が少ない分、重みのある言葉にとても惹かれます。

今後も優勝が期待される立場にあるわけですが、稀勢の里関は横綱になって「良かった」のではと思います。
地位が人を作るような気がします。
それだけの責任と重圧を分かっている稀勢の里関なので、今まで以上に努力をして強くなっていくのではと感じています。

応援したくなる力士NO1の宇良、一度見たら皆ファンになる!

大相撲の春場所は新横綱の稀勢の里が無敗で終盤を迎え2場所連続優勝に大手をかけています。
会場では稀勢の里の土俵入りは大盛り上がり、大声援を浴びています。

そんな横綱にも負けずと劣らない声援を受けているのが平幕の宇良関です。
何故、宇良が人気があるのか、それは誰でも宇良の取り組みを見れば応援したくなる、それが宇良なのです。

昨年現役を引退したボクサーの長谷川穂積さんが相撲中継のゲストに来ていた時のことです。
子供の頃は千代の富士のファンだったいう長谷川さんですが、最近の力士についてはさほど詳しくはなかったようです。

幕入りの取り組みが始まり、宇良対琴勇輝の対戦になりました。
大阪出身の宇良への大歓声に驚いていた長谷川さん。
立ち合いが合わずに宇良は相手の琴勇輝、そして審判に向かって頭を下げる姿にも「謝るんですね」とびっくりしていました。

頭を下げる宇良のしぐさはファンなら「かわいい~~」となるわけですが、長谷川さんも胸キュンとなってしまったようです。
琴勇輝の張り手を素早い動きで交わし、勝利した宇良に大興奮の長谷川さんは「面白い相撲」と夢中になったようでした。

最後に長谷川さんが一番印象に残った取り組みを聞かれると、この取組を挙げてたのです。
長谷川さんは今後もきっと宇良を応援し続けるのではないかと思います。
宇良の相撲に対するひたむきさとか、礼儀正しい振る舞い。

そして、小兵ならではのすばしっこい動きなど、どれをとっても日本人好みなんですよね。
しかも、しぐさが可愛らしく、小動物のようです。
老若男女問わずに人気があるのも伺えます。

元横綱の北の富士さんも「稀勢の里が横綱になったので、稀勢の里を横綱する会は解散、代わりに宇良を三役にする会を結成するか」とコメント。
辛口解説の北の富士さんをも虜にしてしまう宇良、けがに負けずに勝ち越しを決めて欲しいですね。

相撲界期待の宇良関が春場所から幕内へ昇進でファン倍増。

世間が稀勢の里の横綱昇進で盛り上がる中、一部の相撲ファンの中では「それどころではない、3月場所は宇良君が新入幕だ」と話題になっています。
宇良関は2年前の2015年の3月場所(春場所)で前相撲、5月場所(名古屋場所)で序の口デビューしています。
丸2年で最高峰の幕内まで上りつめました。

宇良関の魅了はなんといってもアクロバットな技。学生時代は居反りという技を得意としており、バラエティ番組で紹介されたことで人気がでました。
体も小さいため、多彩な技で勝ち上がってきましたが、先日の健康診断では自身最高体重となる132.1キロを記録、これからは押して勝つ相撲も磨きたいと話しています。

確かに、アクロバットな技は派手だし、見ていて楽しいのですが、いつか大きなけがをするのではないかと心配です。
けがは力士生命を縮めてしまいます。
1年でも長く土俵を務めて欲しい、それにはけがの少ない相撲をすることが大事です。

実際、十両に上がってすぐに足首をけがしたり、筆頭に上がった時には手の甲をけがしました。
今でもテーピングをして土俵を務めています。
宇良ファンはみな、彼のけがを心配しています。

体が柔らかい分、今はけがが少ないのですが、逆に大けがにつながるのではとネガティブなことを考えるときりがありません。
体が大きくなり、押し相撲の増えた宇良を「普通の力士になった」なんて勝手な事をいう輩がいますが、相撲の基本は押し相撲です。

それがしっかりできた上でアクロバットな技とか投げ技などにつながります。
本人は、上に上がっても今の実力であればすぐに跳ね返されると思うと謙虚です。
確かに、幕内に上がっても、最初は跳ね返される力士が多いです。

しかし、それは無駄ではなく、大きな経験という財産になります。
幕内を経験することでより大きく成長してくれると思っています。
3月場所が楽しみな反面、心配でもありますが、大きなけがをせずに15日間土俵を務めてほしいと思っています。

稀勢の里の大きな壁、白鵬は来場所に復活できるのか?

世間は19年ぶりに生まれた日本出身の横綱・稀勢の里の話題で盛り上がっています。
初場所優勝に続いて、3月場所でも優勝を期待されています。
ただ、そう簡単に優勝させないと、立ちはだかるのが白鵬を中心とするモンゴル人横綱です

中でも白鵬は、様々なスキャンダルや、東日本大震災など、相撲協会の危機を一人横綱として支えてきました。
最近では多少やんちゃなことをしでかしますが、記録が物語っている通り、大横綱なのです。
大鵬の最多優勝記録を抜いたあとは、目標が定まらないのか、優勝回数も減り、また大きなけがで休場することも増えました。

しかし、まだまだ、白鵬には角界というピラミッドの頂点にいてほしいと思ってます。
白鵬自身も稀勢の里が横綱になったことで、張り合いになると話しているそうです。
個人的は白鵬の相撲が大好きですし、絶対に稀勢の里の優勝を阻止してくれると思っています。

白鵬の父親は1964年の東京オリンピックにレスリングの選手として出場しています。
白鵬自身は2020年の東京オリンピックで土俵入りをしたいと語っています。
白鵬は長野オリンピックの開会式で横綱・曙が土俵入りをしたシーンが印象的で心に残っているそうです。

白鵬も父親とは違った立場でn五輪参加を目指しているとのこと、是非実現してほしいと思っおています。
何かとブラック扱いの白鵬ですが、来場所はもっと強い白鵬を見せてくれると思っています。
白鵬自身、4場所優勝がないのは横綱になって初めてとか、来場所は是非優勝してほしいと願っています。